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……まったくどうして オレたちまで。 あの人間どこ行ったんだ。 |
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うわぁぁぁぁん、先生！ あの人間のおばちゃん こわいよぉぉ！ |
| お母さん、心配した気持ちは 分かりますが……いくらなんでも これは…… |
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うちの教育に 口出ししないで下さい。 |
| いいんです。僕が悪いので。 ――迷惑かけてごめんなさい。 |
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そんなの当たり前でしょう！ 親を前にえらそうに…… |
| やめて！ ソラにひどいことしないで！ |
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何……？その汚い子は。 耳が尖って気持ち悪いわね。 |
| ジャックは気持ち悪くなんかない！ 僕より…… お母さんよりずっと優しい…… |
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大事な友達なんだ！ ジャックを傷つけたら許さないから！！ |
| お母さん、今夜の所は私が この子たちを預かります。 お引取り下さい。 |
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母親だろうと何だろうと、 子供を守るのが 大人の役目ですから。 |
| 待って、ソラ！ お母さんが悪かったわ！ 行かないで……っ。 |
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……さよなら、お母さん。 |